プロ野球を放映権料の視点から考える

プロ野球はスポーツファンにとってはエキサイティングで魅力あるコンテンツですが、スポンサーにとっては自社のアピールや経営面などビジネス的な要素のほうが強くなっています。

そのためスポンサーにとって多くの視聴者の目に触れるテレビ放映は貴重な収入源でもあります。しかし昨今の視聴者によるプロ野球離れにより年々視聴率は低下しており、それに比例するかのように放映権料も値下がりしています。

現在では視聴率が1ケタを推移することも珍しくなく、およそ10年前と比べて放映権料は半減しています。

スポンサーにとって視聴率の低い試合というのはそれだけテレビ観戦する人が少なくなるため、決して安くはないスポンサー料に見合った費用対効果が得られないといったデメリットがあります。

スポンサーが減少するとますます試合を放送するための資金が不足することとなりテレビ中継自体が減少していくわけです。そのため球団の人気選手の育成や魅力あるチーム作りが急務となっています。