野球はビジネスとしてある程度の支出も必要

日本のプロ野球は全12球団が年間140試合以上も戦わなくてはならず、各チームの選手のやりくりが非常に重要になってきます。

他球団からフリーエージェントになった選手や助っ人外国人選手を獲得したり、また他球団とのトレードによって新たな選手を補強することもあります。

それだけ支出を多くしないとなかなか優勝することが難しいスポーツなので、お金のやりくりに相当神経を使う必要があります。またこれらのことは、逆に一大ビジネスにつながるという事実もあります。

自分の球団で何年もかけて育てた選手をフリーエージェントで他球団に移籍させることで、巨額の利益を手にすることができます。

その利益を自分の球団の選手育成に使ったり、他の有望な選手を獲得したりすることに使えるため、それをどんどん続けていけば、さらなる利益を手中に収めることが可能になるのです。

もちろん戦力になる選手を放出することは戦力ダウンになりますし、ファンも複雑な心境になるのは間違いないため、当然様々なデメリットも生まれます。

しかし利益をしっかり手にするのも野球ビジネスでは大事ですし、それが野球界を発展させる原動力になるのもまた事実でしょう。